ジョブ型雇用と派遣の品格2と働き方改革

ジョブ型雇用とは決められた仕事を専門的に仕事をする働き方で派遣社員などの非正規で働く人の多くがジョブ型雇用に当たります。

「派遣の品格」でも前作ではよく「契約外ですから!」って大前春子がよく言っていましたね。

本当にその通りで、契約外の仕事を依頼しようとしたら断られるのは言うまでもありません。(やったらやったで思い通りに出来ていないなどの文句が出るだろうし、責任を押し付けるのかと言いたくなります。)

「派遣の品格2」になってもそこは変わらないのかなと思います。

しかしジョブ型雇用にも弱点があり、専門性がない従業員はクビになることや若手の育成ができないということが起こります。

就職氷河期世代の方であれば若い頃を思い出してほしいです。

就職したいがためにお金をかけてまでスクールに通うなどしてスキルアップしようと一生懸命だったにも関わらずなかなか仕事が見つからないという話や仕事が見つかったとしても職場環境が劣悪な会社だったという話など、会社が若手を育てるという環境ではなかったですよね?

そういうことが当たり前になるということです。

そこを生き抜いてきた就職氷河期世代は今でも頑張ってスキルを磨き続けるということをしている人が多いですし、バブル世代と違って働かなければ生きていけないという危機感を持っています。

そして今でも新しい働き方についていこうとしている人もいるくらいです。

これが、クビを切られず有給もあっておまけに業務の研修も会社の負担の正社員だとこういう危機感がないので厳しい環境にいきなり放り出されたときに耐えられないし、特に専門性がなければ会社にしがみつくことすらもできなくなるのです。

もし、今派遣や契約社員やアルバイトなどで働いているのであれば隙間を利用して自分の専門性を高めることをやってもいいのではとも思います。

今はブログやYou Tubeなどを利用することもできますし、クラウドソーシングやココナラもあるのでネット環境を整えれば隙間産業にもなる。

そして就職氷河期世代のいいところは「努力家」だということ!

いい大学に行きたいからしっかりと勉強してきた。

就職だって今の方法とは違うが内定が出るまで頑張ることをしてきた。

今でもリストラされないためにもスキルを磨き続ける。

これが就職氷河期世代の長所であり、これが武器になる時代になったということです。